アウトリーチ事業
訪問看護ステーションフレッタでは、和歌山県から『和歌山県精神障害者受療促進体制整備(アウトリーチ)事業』を受託しています。
本事業は、「受療中断者や自らの意志では受診が困難な精神障害者に対し、一定期間、保健、医療及び福祉・生活の包括的な支援をアウトリーチ(多職種による訪問支援)の手法を用い行うことにより、新たな入院及び再入院を防ぎ、地域生活が維持できるような体制を地域において構築すること。」を目的としています。(実施要綱第1条)
対象となるのは、「統合失調症、統合失調型障害及び妄想性障害、気分(感情)障害、認知症による周辺症状(BPSD)がある者及びその疑いのある者で以下のいずれかに該当するもの。」となっています。
- 精神疾患が疑われる未受診者
- 保健所等の行政機関を含めて検討した結果、支援対象ケースとして選定した者
訪問看護ステーションフレッタでは、アウトリーチチームとして、以下の体制をとっています。
- 24時間365日の相談支援体制(休日や夜間は看護師による電話相談対応)
- チームは、精神保健福祉士、看護師、公認心理師、相談支援専門員、協力精神科医師
- 那智勝浦町事務所から概ね40分で訪問できる範囲
事業についてのお問い合わせは、訪問看護ステーションフレッタ、市町村役所福祉課、新宮保健所、新宮保健所串本支所までお願いします。